2020年7月31日金曜日

妊娠中の貧血

妊娠すると、体内の血流量が増大したり、おおくの鉄分が赤ちゃんの体に吸収されたりする為、貧血になりやすくなる。殊更に、妊娠後期には、血流量が更に増大するが、赤血球はそれと釣り合うだけつくられない為、血が全体的に薄くなってしまう。


定期検診では、血液検査が行われ、血中のヘモグロビン量を吟味する。その結果、正常の値よりもおおくはないと決断されたケースの場合は、「貧血」と診察され、ドクターにより鉄剤が処方される事もある。


妊娠していなくても、女性は月経がある為、本来貧血風潮の人が少なくないようである。血中のヘモグロビン量が不足し、貧血の状態に成ると、疲労を実感しやすくなったり、立ちくらみやめまいがしたりする。症状が酷く(ひどく)なると、お腹の赤ちゃんの成長にも影響を与え、分娩時にトラブルを生じるケースの場合もある。


貧血を予防したり改善させたりする為に、ドクターの指示に従って、毎日の食生活に、鉄分をおおく包括する食品を取り入れるように心がけよう。殊更に、野菜等の植物性食品に含有されている「非ヘム鉄」よりも、肉や魚の動物性食品におおく含有されている「ヘム鉄」の方が、体内に上手く吸収されるので適切である。また、ビタミンCと合わせて鉄分を取ると、吸収率が更に高まると云われている。


鉄分をおおく包括している食品は、豚肉や鶏肉のレバー、いわし、カツオ、アサリ、しじみ、ひじき、ほうれん草、小松菜、枝豆 、木綿豆腐等である。これらの食材を、料理に取り入れよう。

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