2020年8月2日日曜日

「妊娠高血圧症候群」とは?

妊娠中のトラブルの1つとして、「妊娠高血圧症候群」がある。これは、妊娠した事により、血管への負荷が大幅に成る事で生じる病気である。妊娠20週以降に高血圧の症状がでているケースの場合、もしくは、高血圧にプラスして尿蛋白(たんぱく)が出たケースの場合に、妊娠高血圧症候群と診察される。


妊娠高血圧症候群は悪化すると、赤ちゃんに酸素と栄養が充分に行き渡らなくなり、赤ちゃんがなかなかどうして育たなくなったり、お母様が分娩時にトラブルを生じたりする可能性がある。高血圧や糖尿病、腎臓病等の持病を抱いている人や、遺伝的にこれらの素質のある人は、この病気にかかりやすいものである。また、血管の老化を始めている高齢の人も、発症しやすいようである。


妊娠高血圧症候群を予防するには、釣り合いのとれた食生活を心掛ける事である。高蛋白(たんぱく)・低カロリーの食材を使用し、塩分を控えめにして欲しい。つわりが治まり、食欲がどんどんと増して急に太ると、発症してしまう事もある。規則ただしい生活を送り、体重管理をガッツリと実践する事が、妊娠高血圧症候群を予防出きる1番の方法である。


また、ストレスと云う心理的負荷や過度の疲労がたまって、緊張状態がつづいたケースの場合もかかりやすいそうである。仕事や家事では、休憩を小まめにとるようにして、負担のかからない生活を送ろう。


妊娠高血圧症候群の治療法は、安静にする事しかないのである。自身の家療養でも、その症状が改善しない時は、入院を必要とするケースの場合もある。

0 件のコメント:

コメントを投稿

注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。