2020年8月12日水曜日

多種多様な分娩法(1)

近年では、分娩法にも多種多様な種類がある。自身の承知のいく分娩法で、感動的な思い出を残して欲しい。


「自然分娩」とは、自然に陣痛が生じるのを待ち、お産の流れに従って経腟分娩に臨む事である。自然な経過を基本とするが、安全を確保する為に、多種多様な医療行為が実行される。陣痛が弱いケースの場合は「陣痛促進剤」を使用したり、強すぎるケースの場合は「子宮萎縮制御剤」を使用したりする事もある。分娩が長時間に及ぶケースの場合は、「吸引分娩」や「鉗子分娩」に成る事もある。


「無痛分娩」とは、麻酔を使用する事で、痛みをやわらげる麻酔分娩の事である。局所麻酔が殆どである為、お母様の意識はハッキリとしており、赤ちゃんの産声も耳に出きる。


「誘発分娩」とは、大幅に予定日を過ぎてもお産が開始しないケースの場合や、胎盤機能が低下しているケースの場合等、陣痛促進剤等を使用して、分娩を誘発させる方法である。家庭の都合等の為に実行される事もあるが、このようなケースの場合は、充分に赤ちゃんが成長しており、分娩の準備が万全である事等が大前提となる。


「帝王切開」とは、経腟分娩とはちがい、お腹を切開し、赤ちゃんを直接取り出す方法である。事前に日にちを決定させておく事が少なくないものであるが、自然分娩の途中に帝王切開に切り替える事もある。下半身だけの局所麻酔のケースの場合は、お母様の意識はハッキリしている。また、異常分娩の扱いに成る為、保険が適応される。


「LDR」は、陣痛、分娩、回復室が1つになった部屋で過ごする。一見、通常の部屋であるが、医療機器が収納されていたり、ベッドが分娩台になったり、陣痛から産後まで対応でくるのだ。陣痛室から分娩室へのシフトがなかったり、家族と一緒に出産をむかえたりする事がでく

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