2010年8月30日月曜日

ハロゲンヒーターは本当に危険なのか?

おそらく、冬支度としてハロゲンヒーターの購入を考えている人も多いと思う。


ハロゲンヒーターは、静音であるし暖まる時間も速く、お手頃な価格で買い求めることができるので、実に大人気である。

ところが、間違っていない使い方をしないと、事故を生じさせる危険性があることで問題となっている。

ハロゲンヒーターのメリットは、軽量で持ち運びやすい、電源があればどこでも活用可能、電源を入れてすぐに暖まる、換気する必要がない、などである。

逆に、デメリットを挙げると、局部だけ暖めるため部屋全体を暖められない、消費電力が高いため電気代というコストがかかってしまうなどである。

上に挙げたメリットを強調して、家電量販店や通信販売業者などでは、扇風機のような形状のパラボラ型のハロゲンヒーターがさかんに販売されている。

ところが、ハロゲンヒーターに関連した相談も気のせいか多く寄せられているようである。中には「ハロゲンヒーター近くのガラスがバリンと割れた!」、「背中をやけどしてしまった!」などの苦情も続々報告されている。

ハロゲンヒーターは、電球が覆われているため火災にはならない、と思われがちであるが、本体を布などで覆ってしまうと、温度が急速にアップして火災を生じさせる危険性があるのだ。

こういった具合に、思い込みや気のゆるみが火災を発生させる原因となるのである。

日常生活の中には、危険がどこでも潜んでいる可能性があることを念頭に入れて、特に寒くなる季節は、暖房器具を活用することが多いので、冬支度として、防火対策を充分に実践することが肝心である。

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