2020年8月1日土曜日

お勧めの就寝する姿勢やポーズ

妊娠中に、仰向けに就寝すると、気持ちが悪くなったり、苦しくなったりするが、これは、子宮が大幅になった為、大静脈が圧迫され血行が悪くなり、心臓に血液がもどりにくくなるためである。妊娠中は、横向きの姿勢やポーズで就寝するのがお勧めである。また、妊娠すると循環する血液量が増大する為、キッチリと循環する為に、枕等で上半身を少しだけ上げて就寝するのも良いのである。


枕も眠りには重要なアイテムに成る。負担のかからない、自身にベストな枕を探し求めてみるべきだ。ひざを曲げて横向きで就寝する「シムスの体位」も、全身が息抜き出きる為、妊婦さんにはお勧めの姿勢やポーズである。また、上に成る足のひざを曲げて、その下にクッションを置くと、更に楽である。


妊娠中は、左半身を下に成るように就寝すると良い、と云われる。人間の体には、左側に大動脈、右側に大静脈が流れている。静脈は弾力性が小さい為、お腹の大きい妊婦さんが、右側を下にして就寝すると、大静脈は圧迫されつぶされた状態に成る。その為、血行が悪くなり、眠る時に苦しく実感するのである。更に、リンパ管も押さえつけられる為、むくみが出たり、静脈瘤が生じたりする原因にもなる。むくみが出やすい人は、就寝する時に右側を上にすべきだろう。


また、眠りと体温も深くかかわってる。お風呂上がりの体がほてった状態は、交感神経が優先となる為、スムーズに寝つく事がでこない。入浴後は、体温がもどってから布団に入るようにすべきだろう。

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