2020年8月11日火曜日

お産の進み方

お産の進み方は、分娩第1期(開口期)、第2期(娩出期)、第3期(後産期)に分類される。


「分娩第1期」は、陣痛が10分おきの規則的に生じるようになってから、子宮口が全開大に成るまでの期間である。初産婦のケースの場合は平均して約10から12時間かかり、経産婦のケースの場合は約5から6時間かかる。


「分娩第2期」は、子宮口が全開大になってから、赤ちゃんが誕生するまでの期間である。所要時間は、初産婦のケースの場合は平均約1から2時間で、経産婦のケースの場合は約30分から1時間である。赤ちゃんの一番大きな体の一部である頭がでてしまえば、其れからは、スルスルと全身がでてきて、元気な産声をきく事がでくるのだ。


「分娩第3期」は、 赤ちゃんが誕生してから、胎盤が外へ娩出されるまでの期間である。胎盤が自然と娩出されるのを待ってると約10から30分かかるが、近頃では、ドクターに拠ってへその緒を引っ張り、胎盤の娩出を誘う為、所要時間は約5分と為ってる。会陰切開をしたケースの場合は、其の後、局所麻酔をして、縫合の対処をする。


胎盤が娩出した後は、異常出血を生じるケースの場合もある為、分娩後の2時間は、お母様は安静にして分娩室で過ごする。この時間の事を「分娩第4期」とよぶ事もある。血圧の測定を実践する等して、お母様の体調に変化はないか確認をする。


近頃では、「カンガルーケア」を導入している産院が増大してきている。カンガルーケアとは、お母様の胸に、誕生したばっかりの赤ちゃんを抱いて、肌のぬくもりを実感させてあげる事である。誕生してから2時間は、赤ちゃんが目を覚ましている時間である為、その時間に母と子の深い絆をつくり上げる為に行いる。


へその緒を切ったら、赤ちゃんの体計測や、出生後の健康診察が実行される。そして、赤ちゃんはお母様と対面してから6時間レベルは、新生児室の保温器で過ごする。

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